ご入居者様より郵便ポストのダイヤル錠を指定された通りに回したが開かない、開け方が分からないとの連絡を受けることがあります。
弊社で管理している多くの建物にはダイヤル式ポストが設置されて
おり、解錠には暗証番号が必要となります。(例:右へ2回〇、
左へ1回△など。)
暗証番号が分からない場合や、番号通りに回したけど開かないなどの場合は以下の方法をお試しください。
① 暗証番号が間違っていないかどうかを確認。
ご契約時に暗証番号を記載した「入居のご案内」をお渡ししておりますので、まずはそちらで番号が間違っていないかどうかをご確認ください。
② 回す方向が合っているかどうかを確認。

基本的にダイヤルポスト錠は右に2回、左に1回。
または左に2回、右に1回ダイヤルを回して解錠をします。
ここでは「右へ2回7、左へ1回6」という開け方で数字を印(上の写真だと数字の0の上にある白い印)に合わせるタイプのものを例として説明します。
最初のダイヤルは「7」を1回通過して2回目の「7」で止める。
右回しで「7」を通過すれば2回でなくても3回、4回と回しても大丈夫です。
ここでのポイントは「7」を2回目で通過した時に行き過ぎたため左に回し「7」に戻してしまうという事です。
ダイヤル鍵の開け方は基本一方通行のため、右に2回「7」という時に行き過ぎたために左に回し「7」に戻してしまう事によって開けられなくなってしまうのです。
行き過ぎたらそのまま右回しで「7」で止めてください。
次は左回し「6」で止める。
右回しで2回以上回し「7」で止めていただければ、次は「6」を左回しで止めていただきます。
ここでの注意点は「6」で止めるということです。つまり「7」で止めた後は左に1メモリ回すということです。
誤解されやすいのですが、1回転させて「6」で止めると思われる方が多いのです。
上記の注意点を気にしていただければ、問題なくダイヤルポストは開けることが可能です。
③ ポストの扉がきちっと閉まっているかどうかを確認。
大きな郵便物が入っていたり、ポストが郵便物で一杯になっているとその大きさや重みなどで内側から扉が圧迫され浮いてしまうことがります。
その場合、ダイヤル錠がかみ合っていない状態になるため、ダイヤル錠を回しても開かないということがあります。
一日一回はポストの中を見るようにし、郵便物でパンパンになっているということが無いようにしましょう。
以上を試してみてもポストが開かないという場合は、弊社までご連絡下さい。
株式会社レック 管理部
【TEL:077-566-1003】